- Googleアルゴリズムとは?
- 過去10年間の主要なGoogleアルゴリズムアップデート
- ペンギンアップデート(2012年4月〜)
- パンダアップデート(2012年7月〜)
- ベニスアップデート(2014年12月〜)
- Rank Brainアップデート(2015年〜)
- モバイルフレンドリーアップデート(2015年4月〜)
- クオリティアップデート(2015年5月〜)
- インタースティシャルアップデート(2017年11月〜)
- 日本語検索アップデート(2017年2月〜)
- 健康アップデート(2017年12月〜)
- スピードアップデート(2018年7月〜)
- BERTアップデート(2019年10月〜)
- November 2019 Local Search Update(2019年11月〜)
- Core Web Vitals(2021年6月〜)
- 過去10年Gooleアルゴリズムアップデートのまとめ
Googleアルゴリズムとは?
Googleアルゴリズムとは、簡単に言うと「検索順位を決めるためのルール」になります。このルール(アルゴリズム)をもとにGoogleはサイトの評価をして順位を決めています。
つまり、ルール(アルゴリズム)を理解して対策・実践するとSEOに強いWebサイトを作れるということになります。
この記事はサクッと理解することを目的としているためアップデートの内容は要約だけ解説していきます。
それではここ10年のアップデートを紹介します。
過去10年間の主要なGoogleアルゴリズムアップデート
ペンギンアップデート(2012年4月〜)
不正な手法ををとっているサイトを取り締まるアップデートです。
主に被リンク元の不正なサイト(ウェブスパム)の順位を下げたりインデックスから削除します。
パンダアップデート(2012年7月〜)
低品質なコンテンツ、オリジナルの内容を持たないサイトの評価を下げるアップデートです。
ベニスアップデート(2014年12月〜)
ユーザーが検索した場所を基準に検索結果を表示するアップデートです。
例えば大阪にいるユーザーが「ラーメン」というキーワードで調べたら大阪のラーメンの検索結果が表示されるようになりました。
Rank Brainアップデート(2015年〜)
人工知能が組み込まれたアップデートです。
例えば「ここから一番近いラーメン屋はどこ?」と会話のようなキーワードで検索しても理解して検索結果を返してくれます。
モバイルフレンドリーアップデート(2015年4月〜)
スマホや携帯など、モバイル端末で見やすく対応したページの検索順位を上げるアップデートです。
クオリティアップデート(2015年5月〜)
パンダアップデートと同じく、低品質のサイトの評価を下げます。
パンダアップデートとの違いは、パンダップデートは特定のサイトに対し、クオリティアップデートは全サイトに対してのアップデートになります。
インタースティシャルアップデート(2017年11月〜)
ページにアクセスした際に、ページ全体を覆うような広告が表示されるページの評価を下げるアップデートです。
日本語検索アップデート(2017年2月〜)
内容はパンダ・クオリティアップデートと同様ですが、違う点としてアップデート対象が日本語サイトという所です。
健康アップデート(2017年12月〜)
医学的に根拠のない情報が医療・健康系ページが検索結果に表示されないようにするアップデートです。
また、YMYL「Your Money or Your Life」というお金や生活に関わるキーワードで高品質な内容のページが高い評価を受けるようになりました。
スピードアップデート(2018年7月〜)
読み込み速度が極端に遅いページの評価を下げるアップデートです。
BERTアップデート(2019年10月〜)
人工知能(BERT)を採用したアップデートです。
人間が考える文章のキーワードの意味を理解して関連性の高い結果を返します。
November 2019 Local Search Update(2019年11月〜)
BERTアップデートをローカル検索にも適用しました。
ローカル検索は例えばGoogleMapの検索結果の事になります。
Core Web Vitals(2021年6月〜)
ユーザー体験(UX)向上の為のアップデートです。
下記3つを指標にしています。
- LCP(ファーストビューが読み込まれるまでの時間)
- FID(ユーザーが最初に操作した際、ブラウザが反応するまでの時間)
- CLS(意図せぬレイアウトのズレがどれぐらい発生したか)
過去10年Gooleアルゴリズムアップデートのまとめ
アップデート名 | アップデート日 | 内容 |
---|---|---|
ペンギンアップデート | 2012年4月〜 | 不正な手法ををとっているサイトを取り締まるアップデートです。 |
パンダアップデート | 2012年7月〜 | オリジナルの内容を持たない特定のサイトの評価を下げるアップデートです。 |
ヴェニスアップデート | 2014年12月〜 | ユーザーが検索した場所を基準に検索結果を表示するアップデートです。 |
Rank Brainアップデート | 2015年〜 | 人工知能が組み込まれたアップデート。会話のようなキーワードで検索しても理解して検索結果を返してくれます。 |
モバイルフレンドリーアップデート | 2015年4月〜 | モバイル端末で見やすく対応したページの検索順位を上げるアップデートです。 |
クオリティアップデート | 2015年5月〜 | パンダアップデートと同じく、低品質のサイトの評価を下げます。パンダアップデートと違い全サイトに対してのアップデートです。 |
インタースティシャルアップデート | 2017年11月〜 | ページ全体を覆うような広告が表示されるページの評価を下げるアップデートです。 |
日本語検索アップデート | 2017年2月〜 | 内容はパンダ・クオリティアップデートと同様ですが、違う点としてアップデート対象が日本語サイトという所です。 |
健康アップデート | 2017年12月〜 | 医学的に根拠のない情報が医療・健康系ページが検索結果に表示されないようにするアップデートです。また、YMYL(お金や生活に関わるキーワード)で高品質な内容のページが高い評価を受けるようになりました。 |
スピードアップデート | 2018年7月〜 | 読み込み速度が極端に遅いページの評価を下げるアップデートです。 |
BERTアップデート | 2019年10月〜 | 人工知能(BERT)を採用して、人間が考える文章のキーワードの意味を理解して関連性の高い結果を返します。 |
November 2019 Local Search Update | 2019年11月〜 | 人工知能(BERT)をローカル検索(GoogleMap等)にも適用しました。 |
Core Web Vitals | 2021年6月〜 | ユーザー体験(UX)向上の為のアップデートです。3つの指標があります。(LCP、FID、CLS) |
検索順位を上げるにはGoogleの検索順位のルール、つまりアルゴリズムの理解が必須です。
ルールを1つづつ理解してGoogleの考え方、ユーザーが求めている情報はどのようなコンテンツかを見極めていきましょう。